越谷市の老人ホームに入っていたら
2011/11/28 07:48
私の母の長姉、私にとっては伯母さんにあたる方は嫁いでから長く越谷市に居住していたのですが、一人娘に先立たれ、娘婿と孫2人の世話をしながら、同居生活をしてきたそうですが、84歳になり、孫が結婚し同居することになり、居場所をなくしてしまった伯母さんは、80も過ぎて、部屋を貸してくれる賃貸業者を当たる事も出来ず、家族は毎日のように言外に越谷市の老人ホームに入るように促していたそうです。しかし、伯母は高齢でしたが、日常になんら不自由なく暮らしていた人でした。
蓄えもかなりあったようなので、越谷市の老人ホームではなく、老人用のマンションなどに入居も可能だったようなのですが、今まで家族と暮らしていた人が、いきなり一人で老人用のマンションに入るという決意もなかなかつかないようで、しかも彼女には追いやられるという被害者意識がとても強かったようなのです。そう思うのも当たり前の事で、彼女が家族と暮らしていた一軒家も伯母と伯父の貯蓄と、伯父が亡くなった時の保険金で建てた家でした。
結局伯母は私の母を頼って、故郷に戻り、母が借りた小さな借家で、余生を過ごし、兄妹にみとられてなくなりました。せっかく家を建てても、自分がそこで生涯を終えることもかなわず、面倒を見てきた孫達にも見捨てられた形になってしまい、どんなにか無念であっただろうと思うと、本当に心が締め付けられます。越谷市の老人ホームと聞くと、どうしても、そんな不遇な伯母を思いだしてしまいますが、きっと今の老人ホームは昔の姥捨て山のイメージとはかけ離れているのでしょうね。これからの時代、どう老いを生きるかというのは大切な問題になると思います。